11/19、「コンサドーレ札幌」地区後援会代表者会議(於: 札幌)に出席しました(2005/11/22)

 去る11/19、ホーム京都戦の終了後に、札幌ドーム会議室にて「コンサドーレ札幌」地区後援会代表者会議が開催されました。全道23地区後援会のうち、16地区の代表者、約30名ほどが集まりました。釧路後援会からは、事務局の星とサイト管理人の本田の2名が出席しました。
 最初にHFC児玉社長、北海道後援会の島中副会長、HFC佐藤広報部長から挨拶および会議の趣旨説明などがありました。実は、北海道後援会では先代の会長が降板されてから約2年の間、会長職が空席のままになっており、地区後援会代表者会議についても、ここ1年半開催されておりませんでした。そのような事情から、まずは会長を選任し、後援会としての意志決定が出来る形を整えると共に、事務局をHFCに置くことで、現在よりも容易かつ活発に活動が出来る様な体制作りを検討するなどの方針が示されました。
 その後、各地区代表者より、各地区が現在抱える問題点や、現行及び将来の地区後援会活動に関する課題や意見、提案などが行われ、それらについての議論が行われました。当日の議論の中で最も大きな問題となったのは、会費および地方後援会の目的/役割に関することでした。ここ数年、北海道後援会の会員は右肩下がりの減少傾向にあり、1999年に9千名弱いた会員も、本年は現時点で1500名強と、ピーク時の1/6に、またHFCへの寄付金も、年間8千万から1千万円まで落ち込んでしまいました。一方で、サポーターからHFCへの寄付金を集める手段として、パーソナルスポンサー制度が出来たこともあり、寄付金集めを主目的とする団体としての「北海道後援会」の存在意義がぼやけてしまったこと、また地区後援会活動が活発になり、観戦ツアーや地区活動などを活発に進めていく上で、年会費5千円という金額が、会員獲得/維持の上でネックになっていることなども報告されました。これらの問題については、今回の会議の場では結論が出るものではなく、今後北海道後援会で早急に会長を選任した後に、これらの課題についての検討を進めるということになりました。その後、会場を変えて懇親会があり、ビールを片手にHFCの方や各地区代表者の方達と様々なことを話ながら親睦を図りました(写真上)。
 私は、このような地区後援会代表者の会合に出るのは初めてでしたが、各地区毎に様々な活動をし、また問題/課題をかかえているのだということを改めて知る機会となりました。特に、活動の内容について、(距離的、人数的に)観戦ツアーが可能な地区と、なかなか困難な地区という仕分けで、自ずと活動内容や目指す方向が異ならざるを得ないということ、そして札幌を中心とした同心円状に、各地区の課題が変化していくということを強く感じました。その中で見ると、釧路後援会は、距離が遠い方の地区、ということになるのでしょう。うちはどんなことが出来るのか、またどんなことを釧路の地ですべきなのか、それはコンサドーレのためなのか、それに留まらず地域のサッカー/スポーツ活動の底上げまで考えるべきなのか...いろいろと考えさせられました。


 話は変わりますが、この日は京都戦の前座試合として、コンサU15札幌対U15旭川の試合が行われました(写真左)。結果は4-1で札幌が勝利しましたが、ホームとアウェイそれぞれのコンサのユニフォームを着た子供達がフルピッチの上で熱戦を繰り広げる様子を見て、とても感動しました。Jの公式戦が開催される室蘭や函館、ユース組織を整備した旭川。きっとその実現の陰では、関係者の皆様の相当なご苦労やご努力があるはずで、安易に「うらやましい」などと言ってはいけないものだと思います。それでもなお、「いつかは釧路でも」ということを目指して、出来ることを一つ一つ積み上げていく努力を続けていかなければ、何も変えることは出来ないのだろうとも思いました。皆さん、頑張りましょう!

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