ここは釧路。札幌から日高山脈を越えて東に約330km離れた道東の港町です。我がコンサドーレ札幌のホームゲームを観に札幌まで出かけるといっても、そう簡単に行けるものではありません。しかしながら、生観戦の魅力は何物にも代え難いもの。「出来るならばTVのカメラを通した絵ではなく、自分の目で、緑のピッチの上を縦横無尽に走る選手達の動きや位置取りを直に見、そしてスタジアムの熱気と躍動感を肌で感じたい」というサポーター方も少なくないと思います。そこで、このページでは、釧路から札幌へコンサのホームゲームを観るために遠征する際の交通手段やその際のTips等についてご紹介していきたいと思います。
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- ポイントを貯めよう(マイレールクラブ)
飛行機でいう「マイレージ」と同じようなシステムで、Rきっぷや指定席回数券など、JR北海道の指定する切符を買う際にエントリーカードを提示すると、2,000円ごとにハンコを一つ突いてくれます。これを一年の間に150ポイント分貯めるとゴールドメンバーとなり、パーク&トレインの駐車料金が無料になったり、列車内でコーヒーが無料になったりと様々な特典を受けることが出来るようになります。150ポイントまで満たなくとも、120ポイントで道内好きな区間の無料特急往復切符が貰えたり、60ポイントでグリーン車無料券やレンタカー利用券、オレンジカードなどと引き替えることが出来ます。切符を購入する際に、免許証の写真と同じサイズの顔写真を一枚持って窓口に行き、エントリーカードとポイントカードを請求しましょう。結構何だかんだと貯まるものですよ。
- 若い方向けの特典を使おう(Rail mate)
13〜25歳までの若者を応援するシステム、ということで、年会費1,000円を払って会員になると、Rきっぷ(Sきっぷも)が通常価格の5%引きとなります。釧路ー札幌往復の場合15,000円と、通常のRきっぷ料金(15,800円)より800円安くなりますので、複数回往復する方は入会される方がお得でしょう。使用回数によって、翌年度以降の会費がタダになったり、パークアンドトレインの駐車料金がタダになったりという特典もあります。入会に当たって写真や年齢を証明する書類などが必要になりますので、詳しくは上のポインタをご参照下さい。
- ナイスミドル向けの特典を使おう(悠遊旅倶楽部)
男性60歳以上、女性50歳以上の方が入会できるシステムで、年会費1,500円を払うと、JR北海道の運賃が45%割引になります。釧路ー札幌往復の場合だと12,740円と、Rきっぷや回数券よりも3千円近く安く往復できることになります。しかも、Rきっぷは往復で買わなければいけないのに対して、悠遊旅倶楽部では、連続で101kmを超える区間であれば、片道/往復関係なく割引適用となります。その他、ホテル・旅館の宿泊料金が安くなったりといった特典も付いております。入会に当たって写真や年齢を証明する書類などが必要になりますので、詳しくは上のポインタをご参照下さい。
- いかにしてまりも座席でよく寝るか
まりも合宿では、大してリクライニングしない普通座席でうまいこと寝ていかなければなりません。ちゃんと寝て疲れを残さないようにしておかないと、翌日の応援/観戦や、はたまた仕事に響いてしまいます。ここで、元祖まりも合宿の達人のお薦めは、アイマスクと耳栓。寝台車だと、始発駅を出てしばらくすると電灯が消え、また翌朝の終着駅まで放送は入りませんが、普通座席では、車内灯が付いたままだったり、駅ごとに放送が入ったりと、なかなか簡単には寝かせて貰えません。そこで、上述のアイテムの出番です。アイマスクを付けて暗闇を確保し、耳栓で駅ごとの到着アナウンスを遮れば、もうそこは一人だけの世界。携帯のバイブを使ったアラームを、翌朝目を覚ますべき時刻にセットしておけば完璧とのことです。これからまりも合宿にトライする方はぜひ試してみてください。