-Road to Sapporo-
「札幌ドーム/厚別ホームゲーム遠征ガイド(釧路版)」
(2007/8/28, 逐次更新中)

 ここは釧路。札幌から日高山脈を越えて東に約330km離れた道東の港町です。我がコンサドーレ札幌のホームゲームを観に札幌まで出かけるといっても、そう簡単に行けるものではありません。しかしながら、生観戦の魅力は何物にも代え難いもの。「出来るならばTVのカメラを通した絵ではなく、自分の目で、緑のピッチの上を縦横無尽に走る選手達の動きや位置取りを直に見、そしてスタジアムの熱気と躍動感を肌で感じたい」というサポーター方も少なくないと思います。そこで、このページでは、釧路から札幌へコンサのホームゲームを観るために遠征する際の交通手段やその際のTips等についてご紹介していきたいと思います。



  • 交通手段
    • JR(スーパーおおぞら、まりもによる往復)
       多分最も時間的に確実かつ楽で、そこそこの値段で往復できる方法となると、JRを利用することになるでしょう。帰りの運転の心配をせずに、スタジアムや試合後にビールを飲んで、寝て帰ってこれるのも利点です。利用する列車や日付、旅程によって、様々な切符が利用可能です。
       札幌ドームでの試合の時は、終点札幌駅で降りて地下鉄東豊線に乗り換え、福住駅へ(240円)。また厚別公園競技場での試合の場合は、新札幌駅で降りて、駅に隣接するバスターミナルから出る厚別競技場行きシャトルバスを利用するのが便利でしょう(200円。試合当日のみ、開場30分前より運行)。
       
      ちなみに新札幌駅から厚別競技場まで歩くと約30-40分位です。天気が良くて、開場まで時間があって、かつメタボリックシンドロームが気になる方にはお勧めです
       
      • New コンサドーレ札幌応援ツアー(JR北海道主催)
         コンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーであるJR北海道さんが、発足20周年記念として設定して下さいました、一泊二日、チケット含みでの応援ツアー(一人でもOK)です。泊まる時期やホテルによって若干金額の違いがありますが、おおよそ2万円前後でSおおぞらで往復かつ札幌に一泊して帰ってくることができます。またチケットの席種についても、様々な種類から任意に選択することが可能となっております。さらに、参加者には
        選手サイン入りのTシャツが当たるという特典もついており、サポには嬉しい企画となっております。一泊で試合に向かわれる方には、以下に示すRきっぷや回数券利用よりも安上がりとなっております。ぜひご利用下さいませ。
         
      • Rきっぷ/指定席回数券
         スーパーおおぞらは、片道4時間弱で札幌まで連れて行ってくれますので、デーゲームであれば、札幌日帰りでの観戦が可能です。もしナイトゲーム観戦で、試合日当日午後は休めるけれど、翌日は出勤しなければならない場合には、行きを午後発の「Sおおぞら」、試合終了後「まりも」に乗り翌朝までに釧路に戻る、という組み合わせも可能です。
         釧路-札幌間の指定席特急券の往復(Rきっぷ)が15,800円指定席回数券は6枚綴り(3往復分)で47,100円(一往復当たり15,700円)で、スーパーおおぞらおよびまりもの普通車指定席が利用できます。なお、どちらの切符とも、GW、お盆、年末年始の時期は使うことが出来ません。また、Rきっぷの有効期間は6日間で、その間に往復しなければなりません。一週間以上札幌に滞在する、という場合にはRきっぷではダメで、指定席回数券のほうが使い勝手が良いということになります(25歳以下の方については、Rail mate 会員になるという方法もあります。後述)
         
      • 北海道フリーパス
         7日間にわたり、北海道内の特急/急行の普通車指定席およびJRバスが乗り放題となる切符です(もちろんスーパーおおぞら/まりもにも乗れます)。一人用と2人用があり、それぞれ23,750円/43,220円です。この切符が活きるのは、試合日程が週末と水曜日、あるいは日曜日の試合に続いて同じ週の土曜日に再び試合があるなど、1週間の間に2回以上札幌往復が発生するケースです。仮に2回往復する場合、一人用だと
        一回当たり11,875円と、回数券を使うよりも大分安く往復することが出来ます。この切符も、GW、お盆、年末年始の時期は使うことが出来ません
         
      • スーパー前売りきっぷ
         飛行機の「バーゲンフェア」と同じようなもので、利用する日がJRであらかじめ決められた日程に含まれている場合に、事前にその切符を購入することで使える切符で、何と
        10,000円で二日間JR北海道全線自由席乗り放題、指定席も最高で4列車分まで使用可能です。但し、残念ながら試合のある日にうまく安売り日程が当たることは少なく、今後使える可能性があるのは、2007年12/1(土)に札幌ドームで行われるリーグ最終戦ぐらいでしょうか。時々JRのサイトをチェックして、いつが安売り日程になっているか、試合日程と重なる日が無いかどうか確認してみるのが良いでしょう。
         
      • JRレール&ホテルパック
         「レにレール感が足りません」のCMでおなじみですね。釧路-札幌往復の指定席特急料金と札幌でのホテル宿泊を組み合わせたパックで、特急往復料金にもう数千円上乗せすることでホテルに泊まることが出来ます。ナイトゲームなどで、札幌で一泊しなければならない場合には有効です。また普段は高くて泊まれないような高級ホテルでも、パックを使うと比較的安価に泊まることが出来たりします。後述する「マイレールクラブ」のポイント合算対象になっておりますので、ポイントを稼ぎたい場合にも有効です。
         
      • 夜行列車往復割引きっぷ
         釧路-札幌往復の王道といえば
        これ。かつて「まりも合宿」などの名言を残した夜行特急「まりも」限定の往復切符で、何と10,000円ぽっきりの破格値です。夜の23時に釧路(復路では札幌発23:10)を出発し、翌朝の5:50に札幌(復路では釧路)に着きます。日曜のナイター戦などで、翌月曜日の仕事を休めないんだよなぁという方でも、これなら月曜朝から会社に出勤できますね。また、Rきっぷや指定席回数券のように、利用できない期間が無く、いつでも使えるのも魅力的です。但し、「夜行列車」で「指定席」というのがミソで、フットレストもなく、大してリクライニングしない普通座席のシートで寝なきゃなりません(空いている場合には、対面のシートをぐるりと回して、そこに足を放り投げて寝る方法もあります。混んでいるときにはご遠慮下さい)寝台を使うことも出来ますが、6月から10月末までの間は、別途6,300円を払わなくてはならず、安さのメリットは半減してしまいます(11月から5月末までの間は3,000円で寝台が使えるので、時期によってはかなり使える手です)。また、往復「まりも」を使う必要がありますので、試合の前の晩の列車に乗り、その後札幌で試合開始まで時間を潰す必要があります(ダンマク張りなどでスタジアムに並ぶ方には最高のダイヤです)
         お金は無いが、時間と体力と根性はあるぞ、という方、ぜひチャレンジしてみて下さい。
        「慣れると座席でもそこそこ寝られるよ」という もおります。

        ※なお、2007年10月のダイヤ改正以降、「まりも」は週末や年末年始などの繁忙期のみの臨時運行列車に変更となる予定です。

      JR北海道は、コンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーです

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    • 自家用車
       自分の都合に合わせて時間や経路を選択できる、最も融通の利く手段ですが、往復660kmを運転するのは一仕事です。特に春や秋などは、峠の道路状況等も気にする必要があります。ガソリンや軽油が安かった時代は、安価な移動手段とも言えましたが、現在ではどうでしょうか... また、試合後に運転する予定がある場合は、スタジアムや観戦後に一杯やれないのも辛党には辛いところ。一方で、運転者が複数いる場合には、気の合う仲間同士でワイワイ騒ぎながら移動できる手段でもあり、ガソリン代を割り勘にすれば、JRやバスよりも安価に往復できるかもしれません。但し、事故や取り締まりにはくれぐれもご注意を(なお、以下の時間計算には、北海道開発局作成「北海道の道路時刻表」を参考にいたしました)

      • 一般道を使用
         釧路から十勝清水までは国道38号(およびその周辺の道道)を、十勝清水から厚別付近までは国道274号(日勝峠、石勝樹海ロード、長沼の直線道路)をひたすら走るルートです。時間は道路状況や時間帯、混雑状況にもよりますが、7時間程度は見ておいた方がよいでしょう。GWや秋の紅葉の時期は峠越えもきれいですが、夕張辺りで渋滞に捕まる可能性も高くなりますのでご注意。
         
      • 高速道を使用
         現在、道東自動車道は、石勝樹海ロードを挟んで東側の「本別ートマム間」と西側の「夕張ー千歳・恵庭JCT」の二つに分かれております。前者を使う方は、白糠から北上し、国道392号を使って本別に抜け、そのまま高速に入るのがよいでしょう。このルートで、トマムまで3時間弱位です。国道38号で来ると日勝峠麓の十勝清水まで3時間強ですので、1時間ちょっと稼げる様ですし、高速がトマムまで延びたことで、海抜1000mを超える日勝峠を通らなくて済むのはドライバーにとっても楽なようです。但し392号は鹿にご注意!
         トマムから夕張までは、道道136号線(および国道237号)を使って占冠(国道237号を使った場合は日高も)を経由し、その後石勝樹海ロードをひたすら走ります。この間約2時間
         夕張から再び道東道に乗ると、千歳・恵庭JCTまで30分強。その後道央自動車道を北上し、20分程度で札幌南IC(あるいはその一つ先の大谷地IC)に到着します。その後厚別(競技場自体には駐車場はありません)あるいは清田の札幌ドームに向けて走ることになりますが、36号線は非常に込むので、他の道を使われる方がよいでしょう。
         結果的に、道東道をフルに使って札幌に向かうと、約6時間弱で札幌まで行くことが出来そうです。この場合、高速料金は片道4,200円、往復で8千円掛かります。これにガソリン代660km走行分を足すと、結果的には往復で1万数千円程度になるのではないでしょうか。

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    • 高速都市間バス
       「スターライト釧路号北海道中央バスくしろバス阿寒バス3社の共同運行)が、一日2往復、約7時間弱で釧路ー札幌間を結んでおります。往路/復路共に、お昼頃に出発し、夕方に目的地に到着する昼行便と、夜中の23時頃に出発し、翌朝6時過ぎに目的地に到着する夜行便があります。釧路から札幌に向かう便では、大谷地および南郷18丁目で下車することが出来るようになり、昼行便でナイトゲームの厚別/札幌ドームに行くのには便利そうです。
       お値段は往復で10,200円。これだと「まりも合宿」より200円ほど高くつきますが、4枚綴りの
      回数券を買うと、一往復当たり9,180円と、まりもより安上がりになります。2試合は行くという方、またお二人で一緒に行かれる場合には、回数券を利用されるのが良いでしょう。予約は乗車一ヶ月前から4日前まで可能で、MOOの都市間バスターミナル(0154-25-1223)に電話するか、あるいは「発車オーライネット」を介して予約できます。また、くしろバス文苑本社(北海道釧路市文苑2丁目1番1号)にスターライト利用者用専用駐車場(20台分)が用意されております。釧路市西部にお住まいの方は便利かもしれません。
       長距離バス仕様ですので、
      背もたれが深くリクライニングしたりフットレストが上がったり毛布が付いていたりと、まりも合宿よりはちょっと豪華で楽ができるかも。時期によっては満席になることもありますので、事前に問い合わせして予約するのが良いと思われます。また、道路状況などにより、若干到着時間に遅延が生じることもあるようですので、ギリギリの時間になる場合にはご注意下さい。
       試合観戦の行き帰りで「どうでしょう」気分をちょっとだけ味わってみるのもよいかも。

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    • 飛行機
       最も高価な移動手段ですが、「陸路では試合に間に合わない!」という場合にはこれに敵う手はありません。現在釧路から札幌方面に運行している会社はHAC(JAL系列)ANK(ANA系列)の2社で、HACは丘珠行きと新千歳行きの2経路、ANKは丘珠行きの1経路を持っています。便数は季節や曜日によって大幅に変わりますのでご注意を。
       運賃は、往復割引でも片道1万7千円とかなり高めですが、特割28(HAC)/旅割(ANK)等の事前購入きっぷを使うと、
      片道1万1千円位まで安くなります。ただし、最も安い特割を使うには、搭乗日の28日前までに予約・購入しなければいけません。また、使用する機材も小さく、HAC: 36席、ANK: 56席と少ないため、すぐに満席になってしまいますので、予約はお早めに。
       なお、旅行代理店などで、航空機とホテルのパックを販売しております。札幌で一泊される方は安く上がるかもしれません。

      JALは、コンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーです

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  • 道程/札幌でのTips
    • JRをよく利用する方へ
      • ポイントを貯めよう(マイレールクラブ
         飛行機でいう「マイレージ」と同じようなシステムで、Rきっぷや指定席回数券など、JR北海道の指定する切符を買う際にエントリーカードを提示すると、2,000円ごとにハンコを一つ突いてくれます。これを一年の間に150ポイント分貯めるとゴールドメンバーとなり、パーク&トレインの駐車料金が無料になったり、列車内でコーヒーが無料になったりと様々な特典を受けることが出来るようになります。150ポイントまで満たなくとも、120ポイントで道内好きな区間の無料特急往復切符が貰えたり、60ポイントグリーン車無料券レンタカー利用券オレンジカードなどと引き替えることが出来ます。切符を購入する際に、免許証の写真と同じサイズの顔写真を一枚持って窓口に行き、エントリーカードとポイントカードを請求しましょう。結構何だかんだと貯まるものですよ。

      • 若い方向けの特典を使おう(Rail mate
         13〜25歳までの若者を応援するシステム、ということで、年会費1,000円を払って会員になると、Rきっぷ(Sきっぷも)が通常価格の5%引きとなります。釧路ー札幌往復の場合15,000円と、通常のRきっぷ料金(15,800円)より800円安くなりますので、複数回往復する方は入会される方がお得でしょう。使用回数によって、翌年度以降の会費がタダになったり、パークアンドトレインの駐車料金がタダになったりという特典もあります。入会に当たって写真や年齢を証明する書類などが必要になりますので、詳しくは上のポインタをご参照下さい。

      • ナイスミドル向けの特典を使おう(悠遊旅倶楽部
         男性60歳以上、女性50歳以上の方が入会できるシステムで、年会費1,500円を払うと、JR北海道の運賃が45%割引になります。釧路ー札幌往復の場合だと12,740円と、Rきっぷや回数券よりも3千円近く安く往復できることになります。しかも、Rきっぷは往復で買わなければいけないのに対して、悠遊旅倶楽部では、連続で101kmを超える区間であれば、片道/往復関係なく割引適用となります。その他、ホテル・旅館の宿泊料金が安くなったりといった特典も付いております。入会に当たって写真や年齢を証明する書類などが必要になりますので、詳しくは上のポインタをご参照下さい。

      • いかにしてまりも座席でよく寝るか
         まりも合宿では、大してリクライニングしない普通座席でうまいこと寝ていかなければなりません。ちゃんと寝て疲れを残さないようにしておかないと、翌日の応援/観戦や、はたまた仕事に響いてしまいます。ここで、元祖まりも合宿達人のお薦めは、アイマスク耳栓。寝台車だと、始発駅を出てしばらくすると電灯が消え、また翌朝の終着駅まで放送は入りませんが、普通座席では、車内灯が付いたままだったり、駅ごとに放送が入ったりと、なかなか簡単には寝かせて貰えません。そこで、上述のアイテムの出番です。アイマスクを付けて暗闇を確保し、耳栓で駅ごとの到着アナウンスを遮れば、もうそこは一人だけの世界。携帯のバイブを使ったアラームを、翌朝目を覚ますべき時刻にセットしておけば完璧とのことです。これからまりも合宿にトライする方はぜひ試してみてください。

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