第12節 5/14 Home水戸戦、2-0で勝利
厚別競技場は非常に風が強く、かつ冷たくて、サッカーする選手も大変、じっと座って(あるいは立って)見ているサポーターも大変という、なかなか厳しい観戦コンディションでした。あとから録画で見たTV中継や、隣の写真だけ見ると、きれいに晴れていて快適そうなんですけどね。釧路/道東から厚別に駆けつけた皆さん、お疲れ様でした。風邪ひきませんでしたか?
試合的には、開始2分であっけなく水戸さんオウンゴール。これもひょっとしたら風が関係していたかも?この「事故」で、すっかり水戸のゲームプランは狂ってしまったのではないでしょうか。その後も、半端でなく強い風の影響で、互いになかなかきちんとしたサッカーにならずに苦労していました。札幌が風下側だった前半を何とか堪えたことが、このゲームを勝つ上で大きかった様に思います。そして風上に立った後半20分、上里からのパスは水戸DFの頭上を越え、ピンポイントで中山元気へ。これをまた中山がきれいにトラップして、ゴールに蹴り込み2-0。自ら点を取って勝てたことで、気分もいくらかすっきりしました。
この試合での注目は、GK林と1年目FW石井の登場でした。林はまだ安定感に欠ける部分があり、何度かGKとゴールの間にボールが入ってしまうことがありましたが、広い守備範囲と飛び出しは見ていて面白かったです。FW石井は、一年目とは思えないような動きで、何度もチャンスを作っていました。これからのゲームが楽しみです。
不祥事発覚以降、最初のゲームということで、サッカーとは別の部分でいろいろ注目される試合でもありました。入場時には、観客一人一人にHFCからの謝罪文が配られ、その全てにHFC社員の手書きでメッセージが添えられていました。私がもらったものには、名塚コーチの直筆メッセージが書かれていました。また試合前にはフロントからの謝罪が、またゴール裏ではUSを中心とした集会/行動もありました。そして試合終了後には、TV等ですでに何度も流れていますが、柳下監督からサポーターへの挨拶がありました。ウチのチームに来たばかりに、監督にこんな思いをさせ、またこんなことまでやらせてしまうことになったにも関わらず、それでもこんなチームに居続けて、熱心に選手達を指導してくれる。本当に申し訳なく、そして有り難い、と感じながら、挨拶を聞いていました。
柳下監督は、「どこへ行ってもコンサドーレサポーターとして胸を張れるチームにする」と言ってくれました。私はその言葉を信じ、またサポとしてそれに応えたいと思います。これから、コンサには非常に厳しい前途が待っていることでしょう。試合に勝つだけでは克服出来ないような問題にも突き当たるかもしれません。それでも、私はコンサを無くしたくないし、柳下監督に率いられたチームがバリバリ結果を出して行く過程を見ていたい。今後、サポーターとして何が出来るのか、考え、出来ることからやって行きたいと思います。
次はアウェイ湘南戦です。先の対戦では、良い試合をしながら点が取れずに引き分けでしたが、今度こそきっちり勝って、数年ぶりに連勝し、草津、仙台戦へ繋いでいきたいものです。私はこれから約3週間ほど仕事で陸を離れるため、次に試合を見れるのは6/11徳島戦になります。それまでの間、ひょっとしたら更新が滞るかもしれませんが、ご了承下さい(陰の管理人が更新するかもしれません)。
ここから再び第一歩。どんなに前途が困難でも、前を向いて歩もう!
おまけ:
厚別の翌日、室蘭へサテライトを見に行ったのですが、もう半端じゃない雨と寒さで、体の芯まで凍り付いてしまいました。試合内容も、ウチは良いところ無く柏にやられて、0-2で敗戦です。まだもうちょっと時間が掛かるかなあ、といった感じでした。あまりに寒くて、かつ雨もひどかったので、とうとうカメラを出すことなく終わってしまいました。というわけで今回は写真は無しです。ごめんなさい。
この日は北海道リーグの開幕戦でもありました。地元釧路のR ・シュペルブはベアフット北海道に0-8で大敗、黒星スタートとなりました。気持ちを切り替えて、次の試合に向けて頑張りましょう!