第19節 7/2 Home山形戦、0-2で敗戦...
前節、前々節と2週続けてアウェイゲームをものにしたコンサ、今週は久しぶりに厚別でのホームゲームです。他のチームがもたもたしているうちに、いつの間にかコンサも順位を上げ、試合前の時点では2位と勝ち点差なしの5位まで浮上。さらに、今後4試合で福岡を除く1位から6位までの上位陣と対戦、そのうち3試合がホームで生で見られるという、ホームサポにはたまらないシチュエーションです。去年の今頃は、ウチのチームが2位争いをするなんて想像もできませんでした。あぁ、去年みんなで我慢した甲斐があるというものです。本日当たるのは、ここ数年ずっと良い思い出のない山形です。確かにしっかりしたサッカーをしている感じはしますが、ウチだってこのところ大分出来は良くなってきているはず。どの位戦えるようになっているのか、楽しみに現地へ向かいました。
で、試合が始まるわけですが、試合終盤を除いては、お互いに相手の良いところをつぶしながらの「焦れったい」サッカーでした。攻撃もうまく組み立てられない代わりに、攻められる局面では札幌DF陣がきちんと対応し、それほど危険な場面も出てこない。そんな膠着した試合の中で、しかし札幌が時々ぽっかりとエアポケットのように緊張を解いてしまったところを、山形は見逃しませんでした。後半10分、相手のセットプレイからの流れの中「あ、やばいぞ、あそこ空いてる」と思ったところを山形に突かれて失点。その後札幌も反撃を試み、何度か良い場面もあるにはあったものの、ちょっとしたところでのパスの受け渡しがうまくなかったり、ゴール前にボールを上げる選手と走り込む選手の息が合わなかったりで得点には結びつきません。そして後半31分には攻めているところでカウンターを喰らい、林が出ようか下がろうかほんのちょっと迷ったところにきれいにループシュートを決められて0-2。この後は、俄然山形優勢のゲーム運びとなり、やがてタイムアップ。結果的には札幌側の良いところはあまりみることが出来ないまま、またしても山形にしてやられました。
とはいえ、札幌が山形に対して全く歯が立たなかったのかというと、そうは感じませんでした。こちらの良い面が出せなかった代わりに、こちらも山形の良い面を出させないよう、多くの場面ではきちんと対応できていたと思います。あとは、お互い手詰まりの中、どうやってその局面を打開するかとか、焦れる試合展開の中でどれだけ長く緊張を維持出来るか、といったところを補うことが出来れば、十分互角に戦うことが出来るようになるのだろうと感じました。それと、今日の試合で最も印象深かったのはDF曽田選手のプレイです。2年前ならスタジアム中に悲鳴が響くような場面で、彼は華麗に相手選手をかわし、いなして、落ち着いてボールをコントロールしていました。試合を重ねる中で、技術的な向上はもちろん、自信を持ってプレイ出来るようになったのだなぁと感じました。頼もしい限りです。
本日の敗戦の結果、札幌は6位まで後退しました。が、ライバルチームの多くがお付き合いで負けてくれたお陰で、2位の甲府とは勝ち点差わずか3です。そして次節、その甲府と厚別で対戦することになります。さ、次節甲府を気持ちよくやっつけて、2位の座をもぎ取り、他のチームに一泡吹かせてやりましょう!
山形には第3、第4クールでお返しすることにして、甲府はやっつけるぞ!
コンサドーレ札幌 釧路後援会では、来る7/24(日)10:00より、釧路自動車学校にて「キックターゲット大会」の開催を予定しております。現在参加されるチーム(釧路管内のサッカー少年団に所属している小学5,6年生)を募集しております。また当日はTVやラジオ、新聞等でおなじみの元日本代表、でんさんこと平川弘さんが来釧される予定です。詳しくは下のポインタをご覧下さい: