前節のaway水戸戦をまさかの0-1で落とし、連敗だけは何とか避けたいと迎えたhome湘南戦は、平日開催であるにも関わらず入場者数は1万3千人。同節のJ2の試合では一番の観客を集めての試合となりました。で、始まった途端の開始1分に「デルリスゴール」ですよ!!なかなか一発が出なかったデルリスも、これで調子に乗って来るのではないでしょうか。さて、開始1分というと、先月始め頃にキングカズがやってきた試合なんかを思い出してぞっとしたりするわけですが、今節のゲームはとてもスペクタクルでしたよ、お互いに。特に前半は危うく湘南にゴールを割られそうになることも何度か。まさにこの日は運がコンサ側に付いていたという感じです。で、前半終了間際に、三原のFKをまたまた池内がヘッドで決めて2点目。堂々のチーム得点王ですよ。このままDFの得点記録作れるんじゃないだろうか。
後半は湘南の足が止まったこともあってか札幌ペースの試合運びになります。そして後半の主役は岡田選手。バックスタンド側をもう走る走る。長距離を走ってきた後のクロスが時々ぼよよーんと宙を舞うのはご愛敬としても、この日のゆっきーは本当によく走り、ボールを追い、チャンスを作っていました（しかしゴールが決まらないのは問題だ）。
またDFでは西澤選手が良かったですよ。前半にコンサゴール前で危うく相手FWに1対1にされそうなところできっちり決定機を潰したり、ドリブルで中盤までボールを持ち上がったりと、渋いプレイを見せておりました。また曽田選手も中盤まで上がってきれいなミドルシュートを打ち（枠は外れましたが）、ドームに詰め掛けた観客から驚嘆のため息が出ておりました。特に後半はみな宇宙開発ばかりだったので、この日一番きれいなシュートだった様に思います。一方で、もっと頑張らなくてはいけないのはFW陣。本当なら4-2ぐらいの試合だったんだぜ。決めるところはきちんと決めよう、アイカー！元気！
今節の結果、コンサは勝ち点43で4位は変わらず。しかし山形が勝ち、甲府が引き分けたことにより、3位甲府が勝ち点44，5位山形が勝ち点42と、勝ち点3差の中に3チームがひしめく熾烈な3位争いの様相を呈してきました。次節はその3位甲府とアウェイで戦います。勝てば単独3位、負ければ大きく水を空けられる直接対決です。ぜひここは気合いを入れて勝ち点をもぎ取ってきて欲しいところです。
9月、上位陣との直接対決をどう乗り切るかが正念場。ワクワクして第4クールを迎えるためにも、選手も、スタッフも、サポもみんなガンバレ！