天皇杯3回戦 10/9 対東京佐川急便(JFL)、0-2で敗北

 えー,皆様すでにご存知と思いますが,今期の天皇杯3回戦,札幌と湘南は見事に[下克上]されてしまいました。生放送が無かったので、PKで0-2負けとはどういうことよ、といぶかっておられる方も多いかと思いますので、惨劇を目の当たりにした管理人が内容について簡単にご説明いたします。今日のコンサですが、昨年よく見られた「ダメダメ」コンサに先祖返りしていました。とにかく動きも悪いし皆が何を意図してプレイしているのかが分からない。これじゃあ点が取れる訳ないよなぁ、と見ている誰もが思うような駄目振りでした。メンバー的には、石井を最初から入れたということを除けは前節の横浜FC戦と同じ。但し、ヤンツーさんはこの試合で選手達に一つ宿題を与えていたようでした。それは「ピッチの上にいる選手だけで、今どうすべきか、考えてプレーせよ」ということだったろうと想像しています。というのも、いつもならヤンツーさんは試合中殆どテクニカルエリア一杯に出て選手達に逐次指示を与えているのですが、この試合に限っては、選手交代の時以外ベンチから立ち上がることはありませんでした。この格下相手の天皇杯という機会を使って、選手達の「サッカー脳」を確認してみたかったのでしょう。しかし、残念ながら今日ピッチにいた選手達の脳みそには、あまり進化が見られませんでした。ボールをもらってから次のプレイを考える、スペースがあるところを探して走り込むこともない... 前半が終了しヤンツーさんがミーティングルームに戻る際、手に持っていた水の入ったペットボトルを思い切り壁に叩き付けていきました。公式戦の中で、あんなに監督が怒っているのを見たのは初めてでした。よほど前半のプレイが腹に据えかねたのでしょう。ハーフタイムでは、多分散々監督に説教されたであろうにも関わらず(監督コメントがないので詳しくは不明)、後半も相変わらずのだらだらペースは変わらず、そのうちに自陣ペナルティエリア内で相手を倒してPK献上。審判に執拗に抗議した西谷は2枚目のカードをもらって退場、10人へ。後半終了間近のところで更にもう一度PKを献上し(これについては理由はっきりせず)、そのまま万事休すでした。PKやカードについては、今日の審判に対して一言言いたいという方も多いかもしれません。が、仮にそれがなかったとしても、点が取れないのでは勝ちようがないのです。チームの未熟さを痛感させられると共に、選手達には猛省を望みます。
 この後、15日のaway湘南戦でリーグ戦再開となりますが、この先が思いやられます。 
高校生じゃあるまいし、いちいち監督に言われないと動けないようでは困るんだよ。しっかりしろ!

by 管理人

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