第44節 12/3 Home草津戦、2-1で勝利!

 今年3月始め、まだドームの周りにたくさんの雪が残る中で始まった今季のJ2も、今節の試合でシーズン全44試合が終了です。あっという間の一年でした。今節はホーム札幌ドームにザスパ草津を迎えての試合。既に今季最下位が決定してしまっている草津ではありますが、まだ波があるとはいえ、時々非常によいゲームをしており、舐めて掛かってはいけません。と思った矢先に、早速開始1分で草津が1点先制。コンサDFはゲームが始まったばかりでまだ眠っていたのかな。その後清野が開始8分というまた早い時間帯で1点取り返してくれたお陰で、ダメージは大分和らいだものの、ウチの守備、時々すっぽり抜け落ちることがあるのが大問題。と、何だかいつか見たような展開で始まったこのゲーム、この調子じゃいったい両方合わせて何点入るかなとか思っていましたが、意外にもその後なかなか点は入りません。というか、あとちょっとで点に繋がるシーンは両軍前後半を通して共にたくさんあったのですが、あとちょっとで入らないか、GKがはじき出してしまう。攻撃陣がしょぼいのか、互いのGKが頑張ったのか、まぁその両方なのでしょう。そうこうする間に、前半終了間際にデルリス負傷退場で石井に交代。試合前監督は、「今日の試合でデルリスの様子を見る」と言っていましたが、果たして今日の前半の出来はどの様に映ったのでしょうか...ハーフタイムを挟んで後半戦の前半分は、どちらかといえばコンサペース。J2最年長選手の小島GKが守る草津ゴールを何度となく襲うものの、しかしそれでも入らない。勝ち越し点が入ったのは後半17分、石井選手のJ初ゴールでした。よく粘って入れた1点だと思いますが、同じようなシーンはいっぱいあったぞ>石井ちゃん。そのうち流れはいつの間にか草津側へ。コンサゴール前を中心としたぐちゃぐちゃの球の奪い合いのシーンなどは、何だか10日ほど前に見た甲府戦の終盤を思い起こさせ、ハラハラしながら見ていました。結果的に勝って良かったことは間違いないですが、相手どうこうよりもまず自分らのプレイの運び方に問題があるのだと言うことを感じました。結果的に勝てたから良かったとは言え、見ている方が疲れる試合でした。監督が試合後のコメントで述べているように、もっと楽に試合を運べる方法があったはず。
 この試合、来年度戦力外通告を受けている選手のうち、田畑選手がレギュラーで、また三原選手と徐選手が控えでベンチに入っておりました。徐選手はそのままピッチに立つ機会を得ることが出来ませんでしたが、三原選手は後半26分のところで、疲れて動きの悪くなった西谷選手に替わってピッチに入りました。FKを蹴る場面では本当にドームが沸き上がりました。三原選手は、私が特に思い入れのある選手であったこともあり、これを最後に彼を少なくともウチの選手として見ることはなくなるのだなと考えると、非常に切ない気持ちになります。それでも、試合後のサンクスウォークでは、三原さんは満面の笑みで観客に応え、手を振ってくれていました。それを見て、こっちも何だか少しほっとした気がします。
 あと数日の練習が終わると、来シーズンのキャンプが始まるまでの約1ヶ月ほど、選手達はオフに入ります。こんなにハードな練習/試合をずっと続けてきて、本当に休めるのはほんの少しなのですね。少しでも体を休め、今年痛めた箇所があれば直し、また気分をリフレッシュして、新しいシーズンを迎えて欲しいと思います。
  
選手、スタッフの皆様、一年間お疲れ様でした。そしてチームを離れる選手達へ、札幌に来てくれて、本当にありがとう!これからの新たな人生が、幸多きよう祈っています。

by 管理人

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