結構な覚悟をして見に行ったゲームであったにも関わらず、前半わずか5分でいつもの如くあっさりと先制されたときには、「また今日ものっけからこれかよ」とがっかりさせられました。が、選手達はその3日前の時のように、そのまま下を向いてしまうことはありませんでした（仮にそうだったとしたら、このチームはその時点で今期終了だったでしょう）。後半13分に札幌が相手オウンゴールで追いついてからは、両チームとも攻撃のテンポが速くなり、互いに相手ゴール前まで入り込んでのゲーム展開となりました。攻撃中のミスを起点に「あんにゃろ」に簡単にループシュートを決められ、たいそう憤慨させられたものの、同じことを砂川選手がやり返してくれましたし、まぁ見て面白いゲームではありました。勝つには至らなかったけれど、選手達は、気持ちを見せて戦っていました。まだまだ穴だらけだけれど、前節から実質2日間で立て直した結果としては、一応及第点といって良いでしょう。
しかし、より遠くからこの試合を眺め直すと、引き分けという結果は、勝ち点をやっと1積み上げただけにすぎず、階段を転げ落ちて行きかけていたところで、踊り場で何とか踏みとどまったようなものでしかありません。上るべき階段はずっと上に続いているし、その段数もじわじわと増えていきます。毎試合がむしゃらに勝ち点3を獲っていかないと、まだまだ階上は見えてはきません。その意味では、（特に失点の様が余りにもお粗末だったこともあり、）到底手放しで喜べるようなものではなく、残念な結果であることも確かです。
とりあえず前節の酷い流れを(一応）断ち切ることが出来たコンサは、次節お休みで、翌週27日にアウェイで首位柏と当たります。悪夢のような函館での試合の雪辱を果たすことが出来るのかどうか、これから10日間、札幌がどんな練習を積み上げ、準備していくのかに注目していきます。
なお、管理人は所用によりこれから3週間ばかりサイトの更新が出来なくなります（スミマセン）。その間は、(電波の届きにくいところにいるため）コンサを含めたJ2の試合結果も知ることが出来なくなります。来月上旬、私が再びこのサイトに触れるようになる時までに、コンサが完全復調し、ほんのひと月前のように、すばらしい攻撃サッカーで勝ち点を積み上げていることを期待しています。
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