第22節 Away仙台戦、2-0で勝利！
←西谷選手のCKをパンチングで跳ね返す仙台GK高桑選手の図
ええ、やりましたとも。2-0。久しぶりの完封勝ち。仙台が万全のメンバーでなかったことの影響も大きかったでしょう。相手FWの9番ボルジェス一人抑えるのだって結構大変だった（加賀ケン、頑張ってたよ）。でも...勝っちゃったもんね！危ない時間帯も前後半それぞれあったけど、守り切っちゃったもんね！両親と彼女が来日中のフッキが張り切って2点も取っちゃったもんね！前節徳島戦に続いての（本当に久しぶりの）連勝だもんね！もう、現地で嬉しくて仕方なかったですよ。試合直後、静まりかえったスタジアムに凱歌のように響く我らの応援歌、こんなに気持ちの良いものはありません。ここ1、2年は、自分が遠征に行くと勝てない試合ばかりだったので、久しぶりにアウェイで生で見た勝ち試合となりました。そして全国からユアスタに集ったコンササポの声援が、ちょっとは選手達の背中を押せたかなと思うと、本当に嬉しい限りです。
さて、この日の試合でもう一つ感動したことがありました。多分スカパー!では映っていなかったと思いますが、試合開始10分前位に、前々節対東京V戦でアキレス腱を切って戦列から外れてしまった仙台CB白井選手に対して、バックスタンドおよび仙台側ゴール裏から「白井コール」が湧き起こり、また彼を励ますための多くの横断幕やゲーフラ/ボード類が掲げられました。声に促されるようにしてピッチに出てきた白井選手、松葉杖を付き、遠目から見ても痛々しい感じではありましたが、いつまでも止まない仙台サポーターからのコールを暫く受けた後、サポーターに頭を下げ、帰っていきました。翌日の地元紙にその記事が載っておりましたが、ギプスが取れるまでまだ6週間も掛かり、それからようやく長いリハビリが始まる予定とのこと。彼のコメントとして「リハビリ中辛くなった時には、サポーターからのあのコールを思い出して頑張る」旨のことを言っておりました。体が資本のスポーツ選手にとって、怪我は本当に辛いものだろうと思います。戦列を離れなければならないもどかしさ、以前と同じように動けるようになるのかどうか不安もずっと付きまとうことでしょう。敵味方、チームを越えて、出来るならば選手達には怪我はして欲しくないし、また不幸にして怪我をしてしまった選手達も、また再びピッチに立って走れるようになることを祈っております。
さぁ、次は水曜日に勝ち点で首位柏に並んだ横浜FCとアウェイで対戦です。最初はフロックかと思っていた引き篭もりサッカーも、今や「ハマナチオ」なる名称まで付き、横浜の戦い方としてすっかり定着しました。これまでの傾向から行けば、札幌の不得意なタイプの相手ではありますが、四の五の言っていても仕方がありません。3月、凍えるような室蘭入江競技場で、ガチガチに守られ、カウンター一発で破れてしまったあの試合を忘れてはおりません。
今度は勝ちをもぎ取って来い！
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