第24節 Home東京V戦、4-0で完勝!

 先週のアウェイ仙台戦から続く「上位チーム対戦3番勝負」の最後の相手は、ラモス監督率いる東京ヴェルディ。第1クール、三ツ沢での対戦(12節)では0-2で良いところなく敗北しておりましたが、今日の札幌は、厚別で見事にその借りを返してくれました。前半の2得点はいずれもCKからの得点(池内選手と加賀選手)。これまでなかなかCKが得点に結びつかずに苦労させられていたのが嘘のように決まります。そして後半の2点はいずれもフッキ。1点目は砂川選手から貰ったボールを角度のないところからシュート、2点目はペナルティエリア内でやはり砂川選手が倒されて得たPKを(2回目に)決めてゴール。厚別競技場に来場していたフッキのご両親とフィアンセを喜ばせました。フッキは、陰の立て役者であるスナさんをはじめチームのみんなに手製のブラジル料理でも御馳走してあげないとね(そして、PKを蹴るなら一発でちゃんと決めないと。まだ外すようなら、素直にスナさんや西谷選手に任せなさい!)。これ以外にも、今日の試合はホント札幌のやりたい放題。自分のしたいプレイをして相手陣内に攻め込み、また相手の攻撃になっても途中で確実に断ち切り、また自陣ゴール前で落ち着いてボールを絡め取るなど、全ての選手が本当に生き生きとプレイしていました。こんなの見るのいつ以来でしょう。
 さて、本日の勝利で札幌は何と久々の4連勝。勝ち点を32に伸ばし、ヴェルディを抜いて5位に上昇しました。4位の神戸とはまだ勝ち点5離れておりますが、毎試合着実に勝ち点を重ねていくことが大事。偶然にも上位4チームは本日全てドローで勝ち点1ずつしか積み上げられないなど、風向きが札幌に向いてきているのかもしれませんよ。
 次節は7/1にアウェイ平塚にて湘南と対戦、その翌週はホームで対愛媛戦と下位チームとの対戦が続きます。が、順位は札幌より下であっても、そんなに大きな力の差があるわけではありません。特に愛媛にはアウェイ第4節で痛い目に遭わされています。決して連勝に驕ることなく、相手チームによらずベストの試合を続けていける様、選手、スタッフの方々には頑張って貰いましょう。そして6連勝で首位柏戦を迎えることが出来れば最高ですね!
今日のまめトピック:フッキはお父さんそっくりでした!孝行息子、ご両親と彼女のためにこれからも頑張れ!!


J サテライトリーグ(対仙台戦)を見てきました!

 土曜日の東京V戦に続いて日曜日に宮の沢白恋サッカー場でサテライト対仙台戦が行われるという、遠出組には願ってもないスケジュールの下、札幌に一泊し、二日連続でコンサを満喫してきました。この日は西大伍選手の大応援団が揃いのTシャツにのぼりをたてて、早くから開場待ちをしていたり、また先日新たに加わった新GK佐藤優也選手や、怪我から復帰した上里選手のお披露目もあるかもということで、開場前から皆期待に胸を膨らませて選手達の登場を待っておりました。さて、試合の結果についてはご存じの方も多いかと思いますが、3-1でコンサの勝利。二日連続で勝ちを見られるのは本当に気持ちの良いものです。とはいえ、サテライトですので勝ち負けのみを重視して試合をしているわけではなく、試合中選手のポジションを入れ替えて動きや連携を試すなどの試みが見られたことも、普段練習を見る機会などない私にとっては面白い経験でした。注目の上里選手と佐藤選手はスターティングメンバーとして登場。カズゥの名前が紹介された際には、復帰を祝う大きな拍手が場内から湧き起こっていました。で、その上里選手、怪我をする前よりも一段と逞しくなっており、相手選手に当たっても力負けすることなく相手を吹っ飛ばしたり、スライディングでボールを奪ったりと、怪我のことなど思い出させないような力強いプレイを見せてくれました。途中2回ほど、凄くドライブの掛かった豪快なミドルシュートを蹴る機会がありました。残念ながら枠を捉えるには至らなかったものの、そのスピードと迫力に、会場からはどよめきが起こっていました。もう一人の新顔であるGK佐藤選手、声が大きいというのは新聞等で見ておりましたが、本当に良く声が出る。「集中!」とか「バランス!」あるいは各選手へのポジション指示など頻繁に声を出してコーチングをし、そして相手を怖がらずに果敢に飛び出してボールをセーブしたりと、迫力のあるプレイを見せてくれました。藤田選手や石井選手も頑張ってボールを奪い、シュートを放っていました。こんな風に書くと、若い選手ばかりが活躍していたかのようですが、前半の終了間際に、和波選手が左サイドで相手ボールをカットし、そのパスを受けた関選手がきれいにミドルシュートで枠にぶち込んだシーン(コンサ2点目)などは、「さすがトップの選手」という貫禄を見せてくれました。
 後半は選手を入れ替え、またポジションを変え、一方では前半今ひとつだった仙台が、多分ハーフタイム中にねじを巻かれて攻撃に出てくるようになったこともあって、相手に押し込まれるシーンが多くなります。ベンチの財前コーチや松井コーチからは、「それで(ポジション)いいの?」「もっと○○しなきゃ!」などと、バックラインや中盤に対する指示やアドバイスが多く出ておりました。普段のトップリーグの中では、監督やコーチの指示の声などは観客の声援でかき消され、殆ど聞き取ることが出来ませんので、リーグ戦よりちょっとのんびりした雰囲気の中での(そして釧路ではしばらく見れないような快晴の下での)サテ観戦は、本当に面白い経験でした。
 今シーズンサテライトの試合を観るのは3月のアウェイ仙台戦以来でしたが、あのころに比べると、皆ちゃんと自分の役割と相手との関係が分かってきて、機能的に動ける様になってきたなと感じました。そういった底上げがあるからこそ、大塚選手が怪我で抜けても、代わりに入る金子選手や西嶋選手がきちんとその穴を埋めて余りある仕事が出来るのだろうな、等と考えながら、釧路に戻ってきました。こういうのを観ちゃうと、練習見学や紅白戦を気軽に観に行ける札幌の人がホントうらやましいです。


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by 管理人

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