Away草津戦および水戸戦にて、東京からのバスツアーが催行されます
コンサドーレ誕生10周年デイとして、OB戦や札幌市消防音楽隊のパレードなど、華やかな雰囲気で包まれた札幌ドームは、試合終了時には、溜息とブーイング、ヤジや怒号に覆われて寂しく幕を閉じました。この試合を落としたことで、今期コンサの4位以下が確定し、入れ替え戦を含む昇格の可能性は完全に無くなりました。
試合内容は、基本的にはその3日前に行われたアウェイ横浜FC戦と同様。攻撃的に行く札幌に対して、それを中盤でカットし、札幌DFの裏のスペースに出そうとする神戸。そして、神戸のプレスは激しく、パスは正確で、攻撃陣は速く、そして札幌のパスは下手で、容易にボールを失い、DFは相手を止めきれなかった。後半に入り、何とか点を獲ろうとさらに前掛かりになるFW陣に対して、裏を取られることを警戒してラインを下げてしまうMF、DF陣。間延びした戦線の間には相手選手しかいない広大なスペースが生まれ、前線へ繋ごうとするパスは全てそこでカットされ、再び攻撃に晒される...札幌の目指していた、パスを繋いで相手ゴール前に迫ろうとするサッカーは、そこにはありませんでした。
現在のチーム力と戦術の下、横浜FCに続いて神戸にも勝つことが出来ませんでした。「この戦力で攻撃サッカーをするのは限界」あるいは「理想が高すぎる」...今までは、これからの実績でそういった見方を跳ね返してやる、と思ってきました。けれど、残念ながら、今年もそれを結果として示すことは出来なかった。本当に辛いです。
リーグ戦は6節残っています。消化試合になってしまったけれど、今期のチームがどうなっていくのか、最後まで現地へ観に行くつもりです。来月8日には、ナビスコ杯決勝進出のJEF千葉との天皇杯も控えています。
だから、赤黒のユニフォームを着ている間は、最後まで手を抜くな。気を緩めるな。そんなことしたら、俺たちは、許さない。