一昨年はベスト８まで行きながら、ジュビロに阻まれた準々決勝、今年はとうとう甲府を破り、チーム史上初のベスト４進出を果たしました！
試合内容から言えば、特に前半に関しては、開始1分のミスによる失点以外は、大半の時間を甲府のペースで進められていたと言えるでしょう（逆に「決定力の無さ」がクローズアップされる結果とも言えました）。また、コンサのゴールを守る佐藤優也選手も、決定的なミスを２度犯し、自らピンチを作ってしまいます。しかし、彼は本当に強い運の持ち主なのでしょう。繰り返し訪れる甲府の怒濤の攻めに対して、我がコンサは全力でそれに立ち向かい、はね返し、結果2-0で勝利を手にすることになりました。サッカーの内容や出来が、そのまま試合の勝敗とはならないことは、今季リーグ戦の中でも何度も味わってきたことではありますが、今日は本当にそんな感じだったかもしれません。甲府のサッカーは、敵ながら素晴らしいものでした。本来ならば、ああいったサッカーを、僕等がしなければならなかったと感じます。
それでも、トーナメントでは、結果が全てです。仮に70分押されっぱなしであったとしても、何度かあるチャンスをきちんとものにすることが出来れば、そのゲームの勝敗は転がってきます。スタジアムに来て声援を送っていただいたサポの皆様はもちろん、テレビの前から勝利の念を送っていただいたサポーターの皆様に、心から感謝いたします。僕等の気持ちはきっと選手達に、またサッカーの神様に通じたことと思います。
次の試合は、29日、静岡県はエコパにて、ガンバ大阪と闘うことが決定しました。国立競技場ではなくエコパということで、北海道／釧路からは行きにくい場所になってしまいましたし、また仕事納めの時期でもあり、もう仕事を休めない、という方も多いと思います。残念ながら都合で現地まで行けない、という方は、それぞれの場所から、静岡に向けて勝利の念を送って下さい。そして幸いにも現地に行けるサポの方は、留守番組の気持ちも一緒に背負って、声の限りに、我がチームをサポートしましょう！
残りあと2戦です。次こそは、本当に厳しい試合になると思います。これまでもそうでしたが、コンサドーレにとっては、チーム、サポーター一体となっての総力戦になることは間違いないでしょう。どうか、僕等の声で、彼らの背中を押してやりましょう！
2007年の元旦、国立競技場に立ち、そしてそこで勝てるよう、僕等のチームと選手を全力でサポートしましょう！