第32節 アウェイ草津戦、3-0で勝利
今節は、今季唯一札幌が勝っていない相手、草津とのアウェイゲーム。梅雨明け後の関東は非常に暑く、昼間は東京で35度(!)とか、とんでもなく暑かったり、はたまた試合前にはスタジアム周辺が雷雲に囲まれ、土砂降りの雨でピッチが洗われたりしたようで、選手・スタッフならびに現地参戦されたサポの皆様は本当にお疲れ様でした。
今回現地へ行くことができなかった管理人は、サポ仲間の家でスカパー!中継を観ていました。が、何だか今日のウチのチームはおかしい。体も動いてないし、集中も欠けている。何でもないところでミスしたり、簡単にボールを奪われてピンチを招いたりと、すっかり草津ペースのゲーム運び。時々アップで映る選手の顔からは滴り落ちる汗。気温は試合開始時で24度まで落ちていたようですが、湿度80%と蒸す中での試合は相当に厳しいのだろうと話しておりました。そんなピリッとしない試合の中で、GK高木選手のファイト溢れるセービングと、サボらずに走る藤田選手のプレイは前半から光っていました。そして、草津ペースでの試合から先取点をもぎ取ったのは、砂川選手の蹴ったFKをきっちり頭で合わせた中山選手でした!そんなわけで、内容自体のグダグダさとは全く別に札幌が先制して前半は終了。
後半は草津にも疲れが見え始めたか、前半のようなポゼッションができなくなり、相対的に札幌の動きが良くなってきたところで、後半30分に藤田選手がゴール前に入れた低いクロスに砂川選手が詰めてゴール!その9分後には、中山選手からのパスを相川選手が決め損ねたものの、そのこぼれを藤田選手が見事に草津ゴールネットに突き刺し3点目!その後、無失点のままで試合をクローズし、内容は別にして3-0という差の付いたスコアで勝利を勝ち取りました。
とはいえこの試合内容には、選手達もとても納得はしていないことでしょう。スカパー!で流れた試合後の砂川選手のインタビューで、途中憮然として言葉に詰まってしまった様子から、この試合でのふがいなさ、プレイに関する問題の多さを、選手自身が強く自覚していることが感じ取れました。
次節はホームでC大阪を迎えます。久々の札幌ドーム開催。しかも相手のクルピ監督はどうやら今日の試合で退席処分を食らってしまったらしく、来週の試合の指揮は執れなさそうです。今節のゲームでは二位京都も敗れ、勝ち点差を5に延ばすことができました。ここは下のチームを引き離すチャンスです。過酷なコンディションの中での試合が続く時期ですが頑張っていただきましょう。そして次はコンディションの良い札幌ドームでのホームゲームです。今度はもうちょっとピリッとした試合内容をお願いしますね。