9.15 はみんなで札幌ドームへGO!
札幌変身中!
第33節 ホームC大阪戦、3-0で勝利
夏真っ盛りの札幌、クーラーの効いた札幌ドームでのホームゲーム。お盆休みが始まり、そしてこの試合以降1ヶ月ほど札幌での試合が空くこともあってか、会場には1万7千人を越えるお客さんが詰めかけました。これだけの人が入って、応援の声や拍手が合うと、なかなかの迫力でした。
久々のドームでのゲーム、結果から言ってしまうと3-0での完勝。これでC大阪には3戦3勝です。いつもならポストやバーに当たっておしまいのシュートも、今日はきちんと詰めた選手が入れてくれて、あれで試合運びはとても楽になったと思います。
それと、試合の勝ち負けとは別に、今日の試合を現地で観ていて感じたのは、札幌の選手達の動きが以前とは変わってきていること。SBの西嶋選手が結構高い位置まで上がってボールを待っている間、芳賀選手が左SBの位置をきちんと埋める。相手のパスをカットしてボールを奪った途端に、サイドバック・サイドハーフあるいはボランチの選手達が、互いの対角線に走り込み、両サイドにボールの供給先を作る。あるいは、シュートこそなかなかうまく決まらなかったけれど、クロスボールを上げる側とペナルティエリア内でそれを受ける側のタイミングと位置はドンぴしゃに合っている、等々。前半30分ぐらいは、札幌のサッカーの変わり具合にちょっとびっくりしながら観ていました。普段の練習風景を観る機会はなかなか無いので分からないけれど、きっと今日のような練習をこれまでもずっと続けてきていたのであろうし、C大阪のディフェンスがマンマークでなく、また中盤で結構ボールを持たせて貰えたこと、さらにはサッカーを行う上でのコンディション(気候だったりピッチ状態だったり)が整っていたこともあって、余計にうまく「はまった」のかもしれません。今節のような「中盤を積極的に使う」サッカーは、久々に見た気がします(し、また仮にあったとしても(前節アウェイ草津戦における砂川選手の得点シーンなどは、そういった対角線への走り込みの結果なのかもしれません)、TVの切り取られた画面では十分に映し切れない部分なのかもしれません)。
やっぱり現地観戦は面白い!これだからスタジアム通いは止められません。
次節は中4日で、酷暑(多分)の京都アウェイゲーム。お祭りか何かの関係で、試合開始時間も17:20と、まだ陽が落ちない時間帯での試合となります。またその後も9/5のアウェイ徳島代替戦までの間は、試合間隔も短く、ホームゲームも室蘭・函館と移動を伴うため、気候的にも体力的にも厳しい中でのゲームが続くことになります。何とかこの厳しい夏を乗り切り、そして同時に新たなトライを続けていって、昨シーズン末に三上強化担当(当時)が言っていた、「『攻撃』という武器に『守備』を上乗せした『札幌のサッカー』」を創り上げて欲しいと願っています。