【速報】R・シュペルブ釧路(道東ブロック代表)、来期道リーグへ昇格決定

 現在帯広の森運動公園球技場にて開催されている「北海道サッカーリーグブロックリーグ決勝大会」において、道東ブロック代表の「R・シュペルブ釧路」は、見事3勝0敗で優勝を勝ち取り、来期道リーグへ昇格することが決定しました!優勝・昇格、おめでとうございます!


天皇杯3回戦 TDK SC戦、1-1で引き分け(PK:9-10により4回戦進出ならず)

 昇格争いを続けるJ2リーグも終盤、トップチームの選手達の疲労も大きく、またバックアッパーのテストを行う意味も兼ねて、今回のコンサは例年になく選手を入れ替え、サテライト選手を中心の布陣を組んできました。今季公式戦では初めて観る選手達も多く、彼らが現在どんな仕上がり具合なのか、今季の戦術の中でどのくらい機能するかといったあたりに興味を持って観ていました。が、結果的には、試合でなかなかベンチに入って来れない選手達は、それ相応の課題を抱えているのだということが明らかになる結果であったように思います。また各ポジションにトップチームの選手(あるいはベンチメンバー)が1、2名ずつ入ったのですが、普段やり慣れていない選手達と組むことで、なかなか普段通りの動きやコントロールができなかったようにも感じました。
 札幌の攻撃の多くは、前線にボールを送ってもきちんとキープできなかったり、中盤でのパスをミスして相手に取られたりと、トップチームの悪いところがそのまま引き継がれているように感じました。またボールを貰ってからどうするかのアイデアに乏しく、この辺りは、単に個々の選手のスキルだけではなくて、パターン練習や連携の不足が出ているようにも想像しました。ただ、その中で光っていたのは右SHを勤めた岡本選手。彼にボールが収まると、そこからの展開にはアイデアや可能性を感じました。
 一方のTDK SC、前半戦で風上側を選択した利点を十分に利用し、ロングボールを札幌ゴール前に送り、それをデカイいFWにキープさせ、あるいは両サイド奥にボールを送り、サイドを崩してクロスを上げる攻撃が機能していました。ただ、前半の30分を過ぎると、どちらもゴール前まで攻め込むことが少なくなり、中盤で潰し合い、あるいはミスからボールを失うことの繰り返しで、膠着した展開となった印象があります。得点機もそれぞれありましたが、バーに阻まれたり、GKの好セーブが出たりで、両チーム共に追加点を取るには至りませんでした。
 
 札幌は、メンバーの選考、また試合中の交代パターンからも、明らかにこの試合の勝敗よりもサテライト選手を試すことに主眼を置いていました。それは、観客にとっては多少ストレスの残るものでもありましたが、サテライトにいる選手達がどんな課題を抱えているのかは、多くの観客にも明らかになったでしょう。そして、現在トップチームがなかなか調子の上がらない中、(現在の札幌の戦術の下で)レギュラー陣を押しのけてでも入り込んで来られる選手が少ないという現実も突きつけられたように思います。
 今日の試合内容、そして結果が、トップチームに対して良い影響を与えることはないでしょうけれど、それでもなお、今季の戦術を、現在トップにいる選手達を中心にして続けて行く以外に方法はないでしょう。トップ/サテ関係なく、全ての選手・スタッフ・サポが、今日の結果にいつまでも意気消沈することなく、しっかり頭を切り替え、残り8試合に向かって気持ちを切らすことなく立ち向かっていかないと、この重苦しい流れをはね返すことはできません。

 僕等サポも、ここが頑張りどころです。水曜日の夜は、大阪に勝利の念を送って下さい。

管理人

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