12/26夜に開催された、児玉社長、三上強化担当とサポーターの相互意見交換会について(2006/12/30)
去る12/26夜、札幌ドーム内会議室にて、HFC児玉社長、三上強化担当とサポーターとの意見交換会が行われました(主催:ウルトラス・サッポロ)。平日の夜ということもあり、当日のサポーター側出席者は百名弱程度に留まりましたが、社長や三上氏の説明を聞き、またその後質疑応答を行いました。
以下、私が現場で取ったメモおよび録音を元に、当日会場にて話された内容の議事要録を作成いたしましたので、興味のある方は先のポインタをクリックしてご覧下さい。
(1/20追記)また、より詳細な私家版議事録を作成された方のサイトにリンクさせていただきました。当日交わされたやり取りの様子を正確に起こしておられます。
先の(前)強化部長とのミーティング(2006/11/11)が行われた後に、監督と強化部長が今シーズンをもって同時に退任(解任)との報道がなされ、また次期監督候補として名前の挙がった方がかつて他のチームで採っていた戦術が、これまで3年間やってきたスタイルとは大きく異なることから、サポーターの中で「翌年度以降のコンサが一体どの様なサッカーをするのか」「先のミーティングで前強化部長が言われたことは、その後も引き継がれるのか」といった疑問や不安が膨らんでいたことは確かだったと思います。そういった疑問を解消し、またサポーターの意見(これは個々人によっていろいろでしょうから、一つとは限りませんが)をチームに対して伝えることを目的として、改めて組まれた会合であったと思います。そして、その新たなミーティングの場で、次期強化部長となる三上氏より、これまで3年間培ってきた「攻撃サッカー」をご破算にしてやり直すのではなく、それを土台として次の課題に取り組むこと、そのことは次期監督候補にもきちんと伝えて了承を得ていること、またこれから「コンサが目指すサッカー」の内容を具体的に示して頂いたことで、先の件に対するサポーターの疑問や迷いの多くは、大分解消できたのではないかと思います。
会社の財政事情から、次シーズンの強化費を前年から大幅に削減せざるを得ないといった厳しい状況の中でも、そこで出来る限りのチームの強化を進め、J1を目指す、と強い決意をもって言われた三上氏の言葉を信じて、新シーズンのコンサの闘い振りを、期待を持って見守りたいと思います。