恥ずかしい試合をしました。試合終了後はしばらく呆然として、そのうち悔しさと情けなさで泣きそうになりましたよ...
　途中までは良かったんです。砂川選手もキレキレで。だけど傷んだ選手の交代をしていくうちに、段々おかしくなっていった。コンサゴール前でのごちゃごちゃから辛うじてクリアといったシーンが何度かあって、「これはいつやられてもおかしくないぞ」といういやな感じがしていました。それでも、ロスタイムまでは何とか持ちこたえたのですが... ロスタイム3分で3点入れられて逆転負け。
　この試合、一番納得のいかなかったことは、ロスタイムに同点にされたあと、選手達がピッチに倒れ込んでしまったこと。まだ残されたロスタイムで再び点を取れる可能性だってあったのに... 現に甲府は同点にした後、残りの時間で更に2点も入れていった。ここ数試合、勝てないながらもまだ3位以内に入る可能性がわずかに残された中で、選手達は、「可能性のある限りトライする」と言っていました。だけど、上位チームの負けを想定しなければあり得ないような「3位の可能性」と、「このゲーム中に、ロスタイムで点を取ってひっくり返す、あるいは同点にする」可能性とを比べたら、どっちが高いのだろう。どんなに疲れていても、悔しくとも、ボールを持ってセンターサークルへ走って欲しかった。
　次節は今週末26日、アウェイ鳥栖戦です。今から3日後です。今日こんな試合を見せられて、3日後には素晴らしい試合をなんて言いにくくなってしまったけれど、それでもなお、消化試合となってしまった試合を見に、全国各地から鳥栖へ向かうサポーター達がいるのです。彼らに恥ずかしくない試合を見せてあげて下さい。
　　　　しっかりしろよ、みんな！