R・シュペルブ 、道リーグ復帰ならず 

 「道リーグ」への復活を目指し、決勝大会を戦った道東ブロック代表 R・シュペルブ は、同大会を3位で終了し、惜しくも昇格圏の2位以内を捉えることが出来ませんでした。詳しくはこちらをご覧下さい。


10/21は札幌ドームへGO! そして大宴会へ!!

 来る10/21(土)のホーム対神戸戦では、「コンサドーレ札幌10周年記念Day」として、様々な企画が予定されております。チケットがいつもの半額以下になる上に、何といってもOB戦として、かつてコンサで活躍した選手達がドームに集まって、再び私たちにプレイを見せてくれます。これは行かなきゃ損損!また、試合後には関東地区後援会主催の「サポーター交流会」も開催され、全国からコンササポーターが大集結する予定です。
 10周年記念デイおよびサポーター交流会の詳細については、こちらをご覧下さい。


Away草津戦および水戸戦にて、東京からのバスツアーが催行されます

 来る10/29(日)のアウェイ草津戦および11/18(土)のアウェイ水戸戦において、関東地区後援会主催の「バスツアー」が催行されます。コンササポ同士でワイワイと行く楽しいツアーです。遠征を予定されている方は是非ご検討下さい(本田@管理人も参加します)。ツアーの詳細および申し込みについては、こちら(草津戦水戸戦)をご覧下さい。


第86回天皇杯3回戦 新日鐵大分戦 3-1で辛勝...

 本州および北海道を襲った巨大低気圧のお陰で、釧路ー千歳間を結ぶJRは前夜から運休、急遽片道6時間弱かけて車で向かった室蘭では、天皇杯3回戦恒例のお寒いゲームをまた見せられることになりました...釧路組で、試合を観られた方は少ないと思いますので、簡単にその内容および感想についてお伝えいたします。
 コンサはリーグ戦とはメンバーを変えてきました(以下敬称略):DFでは曽田に替わって西澤が、またMFではボランチ大塚の代わりに金子が入り、鈴木と2ボランチを形成、また右サイド芳賀の代わりに藤田、トップ下砂川の代わりに上里が入りました。先発FWはフッキと相川のコンビ。GK林、加賀・西嶋の両SB、左サイド関は前節と同じです。ここで、MFの5名中3名を変えたことが、この日の出来に影響してきます。室蘭入江競技場は、雨こそ降らなかったものの、常時強風が左から右に吹き抜ける難しいコンディション。風下側からのゴールキックは、途中で風で押し戻されてしまうような状況です。前半風下側になったコンサは、ボールを繋いで風上側の相手ゴールへと攻め入ります。そして試合開始からわずか4分、相手ゴール前の混戦から相川が打ったシュートを、相手GKがキャッチし損ね、手からこぼれたボールはコロコロとゴールへ。相手のミスでコンサが先制します。「さぁ、これからもっと点を獲っていくぞ」、となるべき所ですが、相手のプレスも良く機能し、またコンサ側の拙攻もあり、なかなか相手ゴール前に入って行けなくなります。また時折打つシュートも、ことごとく枠外あるいはゴールポストに弾かれ、徐々にいやな雰囲気が漂いはじめます。とはいえ、相手も風上に立ちながら、前線に送るロングボールはみな風に流されてゴールラインを割り、またそのボールに飛び出す選手も1名程度と、効果的な攻撃には至らないまま、1-0で前半を終了します。
 相手と交錯して痛めた加賀が曽田と交代して後半開始。風上側に立ったコンサは、「さぁ今度こそ攻めて点を獲る」はずのところが、(前半から引き続き)中盤がちぐはぐ。ボールを中盤から前線まで運べずに途中で奪われたり相手にパスしたりと、ミスのオンパレード。特に出来の悪かったのは上里。ボールを受けてからどうするのか、そこのアイデアが整理されていないようで、さっぱり機能しません(後半30分過ぎに石井に交代)。また、中盤が機能せず、またいくらシュートを打っても得点できないことから、フッキの独りよがりアドレナリンは出まくり放題。視野は狭まり、周りにいる味方を使わず、ひとりぼっちで相手守備陣に切り込んだ挙げ句にばっさりボールを奪われカウンター、という悪循環に陥ります。そして、「これじゃあ、相手のミスで勝たせてもらうだけだな」と思い始めた後半42分、とうとう相手に得点を許し、1-1の同点。そして延長戦へ突入。
 試合終了間際に追いつけたことで流れはすっかり新日鐵大分ペース。延長前半に再び風上側を選択した新日鐵大分は、選手達の動きも良くなります。それと対照的に、相変わらず動きの緩慢かつちぐはぐなコンサ。それでも何とか延長前半15分間を切り抜け、延長後半へ。ここで、11分に石井が右サイドから出したパスをフッキがゴール、ようやく勝ち越し点を挙げます。これで新日鐵大分は集中が切れてしまったのか、その3分後に、コンサCKから相川が合わせて2点目。結局3-1でコンサが何とか勝利しました。

 この試合、相手がアマチュア、それも地域リーグのチームということで、コンサの選手の気持ちのどこかに、緩みがあったことは否めないと思います。特に、1点目が非常に早い時間に、相手のミスで取れたことで、コンサ攻撃陣は相手チームを見くびってしまった所があったかもしれません。それが、様々な面でクロスやシュートの正確性を奪い、惜しいボールをほぼ全てゴールポストにぶつけて跳ね返されるという結果に繋がり、また、突破できっこない状況にも関わらず相手DFの塊の中に単騎突っ込んだ挙げ句にボールを失うようなプレイになったのだろうと感じました。また、中盤のちぐはぐ、どたばたについては、強風の影響や個々人のテクニックの問題もさることながら、普段そのメンツでコンビネーションの練習をしていないということが出てきた結果ではないかと感じました。いつものレギュラー陣であれば、誰がボールを持ったときに、どの様に動けばよいか、どこにパスが出てくるのか、各自ある程度の予測をした上で動けるところを、そこのメンバーが大幅に入れ替わった結果、相手が何を期待しているのか、次に自分はどういうアクションをおこしたらよいのかが互いに理解し合えず、もたもたしているうちにボールを失う結果になったのではないかと感じます。また、いつも中盤でしっかり支えてくれるベテラン陣がいないために、誰かがちょっとしたミスをすると、そのケアが出来ずに即ピンチに繋がってしまうという面もあったかもしれません。
 今回の試合は、スターティングメンバー、交代選手含めて、「若手のテスト」の意味合いが強かったものと思いますが、この出来では、まだまだ若い連中に任せるわけにはいきません。今日悔しい思いをした若手の選手達、歯を食いしばって精進してください。そして、次回はJ1のチームと当たることになるわけですが、そのときにはベストメンバーを揃えてください。サポーターは、12月遅くまで、出来るだけ長くコンサのサッカーを見ていたいのです>監督。

 次の試合は今週末14日、厚別での山形戦です。今日みたいな恥ずかしい試合を繰り返さないように、気持ちを引き締めてください。次もこんな出来だったら、本気でブーイングしますよ。

by 管理人

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